2011年9月14日水曜日

フライトレーダー

久々に、飛行機の話題。

世の中に、こんな便利で涎が出るようなサイトがあったなんて!
Flightrader24というサイトです。





ちなみに、スマートフォンで上記リンクへアクセスした場合には、アプリのダウンロードを求められます。無料版をダウンロードできますので試してみてください。

このサイトでは世界中の飛行機の現在位置をほぼリアルタイムで表示してくます。
ただし、このサイトは善意の協力者から得た情報で運営されておりますので、善意の協力者がいない地域では飛行機が表示されません。
また、ある一定の要件を満たした飛行機のみが表示されますので、協力者がいる地域であっても全ての飛行機が表示されているわけではありません。
 羽田周辺の情報です。
羽田を出発して西へ向かう旅客機や、西から羽田、成田へアプローチしてくる飛行機が写っています。

画面内の飛行機をクリックすると、飛行機の航跡が示され、飛行機の情報が左側の窓に表示されます。
 表示される情報としては、航空会社名、フライトNo、機種名、出発地、目的地、等々。

このサイトに表示されている飛行機の位置情報は、管制機関よりリークされているわけではありませんよ。某空港の管制官のようになってしまいますから…。
飛行機に搭載されている機器から送信される位置情報を、専用の無線機で受信したものをこのサイトに提供し一元的に表示しているのです。
ですから、公的管制機関がレーダーを用いて受診した機影とはまったくソースが異なるものなんです。
前述した飛行機側の要件というのが、この機器ADS-Bが搭載されており、スイッチがONになっていること。(OFFで飛行することがあるのかはわかりませんが。)

ADS-B(Automatic Dependent Surveillance – Broadcast)は次世代レーダーのようなもので、GPS等を用いて知りえた自機の正確な位置情報を、その他の高度、速度、方向などとともに地上のATC(管制機関)へ送信します。
この情報は、周辺の他機でも受信可能で、その情報を空中衝突防止装置で処理し、衝突防止の予測に使用します。
現在、この機器の航空機への搭載は義務付けられておりませんが、現在のレーダーと無線による航空管制よりも、高精度で安全な管制が行えるようになることが期待されます。
レーダーアンテナなどの高額なインフラ整備を行わなくても高精度の位置情報を取得できるのですから、こちらも魅力的です。

(ADS-Bの搭載率はしっかりとしたデータをWEB上で探せませんでした。
一部情報では半数程度。国際線への搭載率は非常に高いとのことです。)
ただし、欠点としては位置精度の信頼性が航空機任せであることです。
GPSといえども万能ではありません。GPSを補完するシステムの開発が望まれます。

私が、飛行機ヲタクになってしまったきっかけのひとつが、自宅上空を飛ぶ飛行機がドコヘ向かっているのか?という疑問でした。
自宅上空を通過する飛行機の情報は色々な方法で知り得ることができるようになったのですが、このサイトの存在を知っていれば一発解決でしたね!

昨晩の柚冬。
Ownerが、かぶりものを買ってきましたよ!

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