『ヤブラン』
道端に固まって生えています。
清楚で地味な花ですが、固まっているとそれなりに映えますよね!
お盆休み、房総館山にある母校の臨海教室施設を訪ねました。
その帰り道。
同乗させてもらっていた先輩が、面白い地層を見に行こうとのこと。
ちょっと寄り道してみました。
白浜から北上する安房グリーンライン沿い。
その工事中に発見された巨大乱堆積層。200万年前の巨大地震の痕跡を示すものだそうです。
上の写真にたくさんの縞模様が見えますが、ランダムに配置されています。
これは決してユンボで細工したものではないですよ!
縞模様は地層です。
なぜ、地層がランダムで真っ直ぐ繋がっていないのか?
それが、海底で地すべりが起きた証拠なのだそうです。
海底に堆積物が積もり地層が出来ます。
大地震の時に、海底の地層が斜面上ですべり、崩れ落ちる。
表層雪崩のようなイメージでしょうか?
地層は短く寸断され、掻き回され天地が逆になったり、縦になったり、ぐちゃぐちゃになります。
この海底の乱堆積層が長い年月をかけて隆起し、地上に顔を出したものが上の写真です。
ここには案内板があって、地層が崩れる様子などを模式的に説明してあります。
房総半島の地下は、フィリピン海プレートと太平洋プレートがせめぎあっている場所で、200年に1度のペースで巨大地震に襲われているようです。
巨大地震の度に海底が隆起し段丘を形成します。確かに房総半島の海岸線には段丘になっている場所があります。
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